top of page

ホーム ≫ コラム一覧 ≫ 山間部の運搬方法にドローンを活用!林業での導入メリットや安全対策

運搬ドローンロゴ

山間部の運搬方法にドローンを活用!林業での導入メリットや安全対策

6-0.jpg

山間部の運搬方法にドローンを活用!林業での導入メリットや安全対策について解説

林業現場では、人手不足や危険な作業環境といった課題に直面しています。そこで注目されているのが、ドローンを活用した資材運搬方法です。
山間部の林業現場では、資材を運搬するのが大変な作業となります。従来は人力で行うため、人手不足の深刻化や効率の低下、作業の危険性など、大きな課題がありました。
しかし、ドローンを活用することで、これらの課題を解決できる可能性があります。

  • 人手不足を補う自動化

  • 作業の効率化と迅速化

  • 危険作業の削減と安全性の向上

など、メリットが期待できるのです。こちらでは、林業における運搬ドローンの導入メリットや活用事例、運用時の留意点と安全対策について解説します。

林業における運搬ドローンの導入メリット

林業現場でのドローン運搬の導入には、様々なメリットがあります。

人手不足の解消と作業効率化

林業の現場では、人手不足が深刻な課題となっています。運搬ドローンの導入により、従来の人力による資材運搬作業を軽減できるため、人手不足を解消することが期待できます。
例えば、下記のような作業の効率化が見込めます。

林業における運搬ドローンの導入メリット
  • 苗木の運搬(重量物の運搬軽減)

  • 集材作業(狭小な山間部での資材運搬)

  • 伐採現場への資材運搬(急斜面や遠隔地での運搬軽減)

 

ドローンは自動飛行が可能で、複数のポイント間を自動で飛行する機能があります。これにより、時間のかかる運搬作業を効率化し、作業員の労働負荷を大幅に軽減できるのです。

危険作業の削減と安全性向上

ドローン運搬の導入により、従来は人力で行われていた林業資材の運搬作業が大幅に軽減されます。険しい山間部での重量物運搬は、作業員にとって大きな負担となり、怪我や転倒の危険も伴います。しかし、ドローンを活用すれば、そうした危険作業から作業員を開放することができます。人員を大量に投入したり、ヘリコプターやモノレールを使う場合に比べ、大幅な安全性向上につながります。

また、ドローンは遠隔操作が可能です。山間部のような危険な環境下では、人的リスクを最小限に抑えられるメリットがあります。林業の現場でドローンを導入することで、作業環境の改善と安全性の大幅な向上が期待できます。

コスト削減効果

林業の現場での作業は、多くの人手と時間を要します。ドローンを活用すれば、そうした人件費や時間的コストを大幅に削減できます。
人件費以外にも、ドローンなら移動時間の短縮や燃料費の削減などが見込めます。さらに、作業効率の向上により、生産性を高めることもできます。これらの総合的なコスト削減効果は、林業事業者にとって大きなメリットとなります。
ドローンの初期導入費はかかりますが、その後の運用経費は抑えられるため、中長期的には大きなコスト削減につながるでしょう。

このように、ドローン運搬の導入は林業現場の課題を解決する有力な手段となります。

林業現場での運搬ドローン活用事例

ドローンによる林業資材の運搬は、すでに様々な現場で実用化が進んでいます。

苗木運搬

苗木運搬は、林業におけるドローン運搬の代表的な用途の一つです。従来は人力で苗木コンテナを運搬していましたが、急峻な山間地形では非常に危険で効率が悪い作業となっていました。しかし、ペイロード(最大積載量)に優れた大型ドローンを活用することで、下記のようなメリットがあります。

 

  • 重量物の運搬による人的リスクの低減

  • 作業の大幅な効率化(作業スピード向上)

  • コスト削減(人件費の大幅削減)

 

実際に数万本のコンテナ苗の運搬実験が行われ、ドローンの有効性が実証されています。今後、苗木運搬の現場でドローンの活用が一層広がっていくことが期待されます。

資材運搬

林業資材の運搬は、重量物を狭い山間部の作業現場まで運ぶ必要があり、人力や車両だけでは大変手間がかかります。そこでドローンを活用すれば、効率的な運搬が可能になります。
例えば、チェーンソーなどの作業用具を集材地点へ運ぶ際、ドローンのウィンチやフックを使って吊り下げ運搬することができます。また材木の短尺材を複数本束ねて運搬することも可能です。このようにドローンは高ペイロードを実現しており、林業資材の運搬に大いに活躍できます。

その他の用途

ドローンの運搬能力を活用すれば、林業現場以外でも様々な用途が考えられます。

例えば、

  • 山岳救助における医療物資の緊急搬送

  • 災害時の食料や生活物資の運搬

  • 狭い場所や危険な作業現場での資材運搬

などの活用が期待できます。ウィンチ付きのドローンなら、必要な物資を吊り下げて安全かつ確実に運搬できるのが特徴です。
離れた場所や、人が行きにくい場所への運搬作業に威力を発揮し、人命救助や災害対策、危険作業の効率化に貢献できるでしょう。

運用時の留意点と安全対策

法令遵守と飛行計画

ドローンの運用にあたっては、航空法や関連法令を遵守することが重要です。飛行計画の策定段階から、以下のような点に留意する必要があります。

◆航空法上の規制

  • 無人航空機の飛行に関する航空法の規定を遵守

  • 人口密集地上空の飛行は原則禁止

  • 夜間飛行は許可が必要

運用時の留意点と安全対策

◆関連規制への対応

  • 個人情報保護法、その他規制への配慮

  • 公園や文化財上空での飛行は別途の許可が必要

 

◆飛行計画の作成

  • 目的、飛行経路、緊急時の対応手順などを明記

  • 関係機関への事前連絡と調整が肝心

 

このように、運用の前提として法令遵守と綿密な飛行計画の立案が不可欠です。

運用者の訓練と資格

ドローン運用に際しては、安全性を最優先とする必要があります。十分な知識と技術を有する運用者が、法令に沿って適切に操縦することが重要です。このため運用者には、ドローンの機能や性能、飛行計画の策定、緊急時の対応方法などについて熟知することが要求されます。資格取得を通じて、これらの知識とスキルを習得することが、安全かつ効果的なドローン運用に不可欠といえるでしょう。

メンテナンスと点検

運搬ドローンは高度な機体ですので、適切なメンテナンスと点検が不可欠です。

◆定期点検
プロペラや機体の損傷、バッテリー劣化などを定期的に点検します。

◆消耗品の交換
プロペラや着陸脚ゴムなどの消耗品は、定期的に新品と交換が必要です。

◆修理対応
万が一の事故による損傷時は、メーカーによる修理対応が必要です。

メンテナンスの怠りは重大な事故につながるおそれがあるため、運用者は適切なメンテナンスを行い、安全運航に万全の注意を払う必要があります。

山間部・林業現場での資材運搬はやまびこドローンにお任せください

やまびこドローンではドローンによる空輸サービスで、山間部や建設現場における重量物・資材の運搬を行っています。長年培ってきた林業での経験を活かし、従来の運搬方法では困難だった山間部、急傾斜地、狭隘な場所でも、安全かつ迅速な運搬を実現します。

苗、獣害対策ネット、架線集材の始線、ワイヤー、滑車、山や斜面で育った収穫物や資材、肥料など、幅広い用途でご利用いただけます。重量物運搬用ドローンは、最大20kgの荷物を運搬することが可能で、これまで人力や重機で行っていた運搬作業を大幅に効率化します。
熟練のパイロットが操縦するため、安全性を最優先に、確実な運搬を行います。山間部・林業現場の資材運搬でお困りの方は、ぜひやまびこドローンにご相談ください。

山間部での資材運搬方法にお困りならやまびこドローンへ

会社名:株式会社やまびこドローン
代表取締役:榊原康久

設立:2022年12月(事業開始2022年5月)

資本金:700万円

所在地:〒431-3301 静岡県浜松市天竜区横川2645
電話/FAX053-924-0014
(お電話がつながらない場合は、お問合せよりご連絡ください。)

URLhttps://www.yamabiko-drone.com/

bottom of page