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ドローン運搬が山間部の物流を変える!メリットや活用事例

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山間部の物流課題とは?ドローン運搬のメリットと活用事例・導入に向けた課題

近年、ドローンの活用が注目を集めています。特に山間部の物流分野において、ドローン運搬の導入が期待されています。

山間部では、交通インフラの未整備や人手不足等の課題があり、物流コストが高くなる傾向にあります。一方でドローンは短時間で移動できる為、時間の大幅な短縮が可能です。また、人件費がかからない為、低コスト化にもつながります。
このようにドローン運搬には大きな可能性があり、山間部の物流革命を起こすかもしれません。

山間部の物流課題

交通インフラの未整備

山間部の集落では、道路事情が悪く、物流を賄う交通インフラが未整備なのが現状です。過疎化や高齢化の進行により、生活に必要な物資の輸送手段が限られています。

具体的には以下のような課題があげられます。

山間部の物流課題
  • 幹線道路から離れた集落は、アクセス道路が狭く急勾配

  • 冬期は積雪で道路が通行困難になる場合も

  • 集落内の道路が未舗装等、車両の走行に支障

 

このように、山間部の集落では物流の足を確保するのが難しい環境にあり、ドローン等新たな輸送手段への期待が高まっています。

人手不足と高コスト

山間部での物流において、人手不足と高コストが大きな課題となっています。
少子高齢化が進む中、ドライバーの確保が難しくなっている状況に加え、山間部は交通インフラが未整備な場合も多く、移動に時間がかかり非効率的です。これは、ドライバーの長時間労働に繋がり、以下のような課題を引き起こします。

  • 深刻な人手不足

  • 長時間労働によるコスト増大

  • 物資輸送の非効率化

 

ドローンなら無人での物資運搬が可能な為、人手不足の解消と、人件費の削減による低コスト化が期待できます。山間部物流の効率化に大きく寄与すると考えられています。

ドローン運搬のメリット

移動時間の大幅短縮

ドローンは従来の陸上運搬に比べ、移動時間を大幅に短縮できます。例えば1日50フライトで約1.5~2tの資材を運搬できるとされています。
作業員による運搬では100~150往復相当の労力が必要ですが、ドローンなら少人数での運用が可能です。山間部の資材運搬では、険しい作業道の設置や索道の整備が不要になります。つまりドローンの活用により、以下のようなメリットがあります。

  • 人件費の大幅削減

  • 運搬業務時間の短縮によるコスト削減

  • 危険な重労働からの解放

このようにドローンは、移動時間の短縮に加え、作業の効率化や安全性の向上にも大きく貢献します。

災害時の機動力

災害発生時には、道路が寸断される等、物資の輸送が困難になることがあります。そのような状況下でも、ドローンなら上空から直接被災地に物資を運ぶことができる為、機動力に優れています。

実際、2024年1月の能登半島地震では、ドローンが孤立した避難所への医薬品や食料の運搬に活用されました。地震直後にJUIDA(日本UAS産業振興協議会)がドローンチームを編成し、迅速な支援を行いました。また、地震による損傷状況の調査にもドローンが投入され、地滑りで川の流れが遮断された後の緊急点検にも活躍しています。

このように、ドローンには災害発生時の物資運搬手段として大きな期待が寄せられています。今後の技術革新により、より長距離かつ大型の物資輸送が可能になれば、災害対策においてドローンの役割はさらに重要になると考えられます。

ドローン運搬の活用事例

資材運搬(建設・メンテナンス現場)

建設やインフラ整備の現場では、重量物の資材運搬が欠かせません。ドローンを活用することで、人力に頼らずに効率的な運搬が可能になります。

例えば、高い積載能力を持つ産業用ドローンがあれば、狭小な場所への運搬作業がスムーズに行えます。

このようなドローンを活用すれば、人件費の大幅削減ができるだけでなく、危険が伴う運搬作業から人を守ることもできます。山間部でのインフラ整備においても、ドローン運搬の有用性の高さに期待が持たれています。

ドローン運搬の活用事例

救援物資運搬(災害時)

災害発生時には、被災地への救援物資の輸送が急務となります。しかし、道路が寸断される等してアクセスが大変な場合も多く、そうした状況下でドローンの活用が注目されています。

ドローンなら空路を通じて直接被災地に物資を運ぶことができ、また狭小な空間での離着陸も可能です。さらに、複数のドローンを同時に運用すれば、より多くの物資を短時間で運搬することもできます。

 

このように、災害発生時のドローン運搬は、陸路が使えない緊急時においても機動的かつ柔軟に対応できる魅力があります。被災地の一刻も早い救援に向けて、ドローン技術の活用がさらに進むことが期待されています。

物流プロセスへの導入に向けた課題

法整備の遅れ

ドローン物流の実現に向けては、法整備が大きな課題となっています。

現在、無人航空機の飛行に関する航空法の規制が厳しく、目視外飛行や夜間飛行、人口密集地上空の飛行が原則禁止されています。また、有人地帯での目視外飛行には、国土交通省の許可が必要となる等、制約が多いのが実情です。
その為、ドローン運搬は山間部や離島等、人口が少ない地域に限定されがちです。物流の効率化を目指すには、人の往来が多い都市部でも安全に飛行できるよう、規制緩和が求められています。

安全性と信頼性の確保

ドローン運搬サービスを実用化する為には、安全性と信頼性の確保が不可欠です。
安全面では、以下の対策が求められます。

  • 機体の安全設計と定期点検

  • 操縦者の訓練と資格制度の整備

  • 飛行ルートの適切な設定と監視体制の確立

このように、安全対策と適切な運用ルールの整備が、利用者の安心につながり、ドローン運搬の普及を後押しすることになります。安全性と信頼性の確保により、将来的には、ドローン活用による個人向けの配送サービス等の実用化も期待されます。

山間部の課題をドローン運搬で解決!やまびこドローンにお任せください

ドローン運搬は、山間部の物流において大きな変革をもたらすと期待されています。
交通インフラが未整備で、輸送コストが高額になりがちな山間部においては、ドローンの活用が有力な解決策となります。
ドローンは移動時間の大幅な短縮や人件費削減による低コストを実現します。さらに災害時には機動力を発揮し、救援物資の運搬等で大きな役割を果たすことができます。
一方で法整備の遅れや安全性確保等、課題も残されています。しかし技術革新によりこれらの課題は次第に解決され、山間部の物流を一変させるはずです。

やまびこドローンでは、ドローンによる運搬業務を承っております。林業、土木業・建設業等、様々な分野でご利用いただけます。山間部や高所等、人や車両での運搬が大変な場所へ、お荷物を迅速かつ安全にお運びいたします。
長年の経験と熟練のパイロットによる安全な運搬が強みです。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

ドローン運搬を山間部の物流に導入するならやまびこドローン

会社名:株式会社やまびこドローン
代表取締役:榊原康久

設立:2022年12月(事業開始2022年5月)

資本金:700万円

所在地:〒431-3301 静岡県浜松市天竜区横川2645
電話/FAX053-924-0014
(お電話がつながらない場合は、お問合せよりご連絡ください。)

URLhttps://www.yamabiko-drone.com/

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