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斜面の資材運搬にドローンを活用するメリット・求められる性能とは

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現場作業の効率化に役立つ!ドローンによる斜面資材運搬のメリットや求められる性能

ドローン技術の進化により、様々な分野での活躍が期待されています。建設業界でも、ドローンの導入による現場の効率化が注目を集めています。

特に、ドローンによる斜面での資材運搬は、大きな効果が期待できる活用分野の一つです。これまで人力に頼らざるを得なかった危険で非効率的な作業をドローンで代替することで、安全性と生産性を大幅に向上させられます。

こちらでは、斜面資材運搬でのドローン活用のメリットや実例、求められる性能などについてご紹介します。

斜面での資材運搬にドローンを活用するメリット

人力に頼らずに効率的な運搬が可能

斜面での資材運搬にドローンを活用すると、人力に頼らずに効率的な運搬が可能になります。
従来の人力による運搬では、以下のような課題がありました。

  • 重量物の運搬に多大な労力が必要

  • 急斜面での運搬は危険を伴う

  • 狭隘な場所では作業効率が悪い

斜面での資材運搬にドローンを活用するメリット

一方、ドローンを活用すれば、こうした課題を解決できます。ドローンは重量物も積載でき、急斜面でも安全に飛行できるため、人力に頼らずに効率的な運搬ができるのです。

また、ドローンは小型軽量なため、狭隘な場所でも機動力を発揮できます。建設現場の狭い空間などでも、ドローンなら資材を素早く運搬可能です。

このようにドローンの活用により、従来の人力に頼る運搬方式に比べ、より効率的な資材運搬が期待できます。

危険な作業を回避できる

斜面での資材運搬作業は、落石や転落の危険性が常にあり、作業員の安全確保が課題でした。ドローンを活用することで、危険を伴う作業を人間に代わって行うことができます。
例えば、以下のような作業でドローンは活躍できます。

  • がけ上から資材を吊り下ろす作業

  • 狭い場所や高所での作業

ドローンは人間が入れない場所でも運用可能なため、危険を伴う作業から作業員を遠ざけることができるのです。

狭い場所でも機動力を発揮

ドローンは従来の運搬手段と比べて、その小型軽量かつ高い機動性が大きな強みとなります。例えば、山間部の狭い斜面や、建物の間のようなスペースでも、ドローンは容易に運搬作業を行うことができます。


例えば、山間部の急傾斜地にある林道などでは、ドローンの高い機動性を活かすことで、人力では困難な場所への資材輸送が可能になります。オペレーターが安全な場所から遠隔で操縦し、地形の起伏を気にすることなく目的地まで資材を運べるのです。

 

このようにドローンを活用することで、人手が届きにくい場所での運搬作業を容易に行うことができます。

ドローンによる斜面資材運搬の実例

林業での苗木や資材の運搬

林業分野でのドローン活用が進んでいます。苗木や支柱などの苗木関連資材、木抗・滑車・ワイヤーなどの作業用資材の運搬にドローンが使われています。
例えば、以下のような実証実験が行われています。

◆岐阜県郡上市(2020年5月)
往復2kmの距離を自動飛行で苗木や支柱を運搬、急斜面の山中腹に1日300kgのイボ竹を運搬

ドローンによる斜面資材運搬の実例

◆長野県北安曇郡池田町(2020年11月)

最大20kgの林業資材を片道約300m運搬

 

このようにドローンは、人力に頼らず効率的かつ安全に資材を運搬できる点で、林業の現場作業を大きく支援できると期待されています。

土木工事での資材運搬

土木工事の現場では、重量物の運搬が欠かせません。特に斜面での作業では、人力による運搬は大変危険で非効率的です。
そこでドローンの活用が期待されています。実際に重量物の運搬に際しては、ドローンを活用することで人力に比べて作業時間が大幅に短縮されます。また、斜面などの危険な場所での作業も、ドローンを使えば作業員の安全を確保しつつ効率的に実施できます。このように、ドローンの活用は土木工事現場における資材運搬の課題を解決する有効な手段となっています。


ドローンは狭い場所でも機動力を発揮し、危険な作業を回避できるのが大きなメリットです。今後、さらなる技術進化と運用ノウハウの蓄積が期待されています。

防災・インフラ点検での運搬支援

斜面の防災インフラ点検では、作業員が重い資材を運ぶ必要があります。そのような場合、ドローンによる資材運搬が有効です。
例えば、土石流対策のための砂防ダムの点検、斜面の亀裂調査などの際、ドローンで資材を運搬すれば作業効率が大幅に向上します。
また、ドローンのカメラで現場の状況を把握することも可能です。遠隔操作で危険な場所に近づかずに済むため、安全性も確保できます。
近年では、AIとドローンを組み合わせた自動飛行も実用化が進んでいます。今後、防災・インフラ点検分野でのドローン活用がさらに進むことが期待されています。

運搬ドローンに求められる性能

十分な積載量

ドローンによる資材運搬では、十分な積載量を確保することが重要です。積載量が不足すると効率的な運搬ができなくなってしまいます。


例えば、一般的な小型ドローンでは数kgの積載量が限界です。しかし、専用の大型ドローンを使えば、30kg以上の荷物も運搬できるようになります。


これにより、現場での重量物の移動が格段に容易になり、作業の効率化が期待できます。さらに、ドローンなら人力では運搬が困難な場所への輸送も可能になるため、斜面工事などの現場での活用が有望視されています。
運搬したい荷物の重量に合わせて適切なドローンを選ぶ必要があります。十分な積載量があれば、現場での効率化が期待できます。

自動飛行・航続距離の確保

斜面での資材運搬には、自動飛行モードと十分な航続距離が重要です。
自動飛行モードでは、あらかじめ設定したルートに沿って自動で飛行するため、操縦の手間が大幅に省けます。そのため、効率的な運搬業務が可能となります。
また、航続距離が長ければ、遠方への運搬もカバーできます。
このように、ドローンの自動飛行・航続距離の確保は、斜面での資材運搬の効率化に欠かせない要素です。

堅牢な設計

斜面での資材運搬に適したドローンには、堅牢な設計が求められます。運用環境が過酷であり、落下や衝突の危険があるためです。
そのため以下の点に留意した設計が必要不可欠です。

  • 耐久性の高い素材の使用

  • 適切な防水・防塵対策

  • 落下や衝突に備えた保護カバー

  • バッテリーなどの可動部品の固定

また、メンテナンスのしやすさも重視すべきポイントです。部品の交換性や点検の容易さなどにも配慮した堅牢な設計が、安全で長期的な運用を可能にするのです。

ドローンによる空輸で安全・効率的・低コストの資材運搬を実現!

ドローンによる斜面資材運搬は、現場の効率化に大きく貢献できる可能性を秘めています。
従来の人力に頼る必要がなくなり、安全面でも優れているためです。さらに、積載量や航続距離、自動飛行など、運搬ドローンに求められる性能が高まれば、より幅広い現場で活躍できるようになるでしょう。
今後は、法規制への対応や安全運用のノウハウの蓄積が課題となります。ドローンは、単なる省力化ツールにとどまらず、新たなビジネスモデルの創出や作業効率の革新をもたらす可能性を秘めています。

やまびこドローンは、静岡県浜松市を拠点にドローン空輸サービスを提供しています。林業で培ってきた経験と高度な技術を活かし、建設現場や山間部など、従来の運搬方法では困難だった場所への資材運搬を、安全かつ効率的に実現します。ドローン空輸をご検討なら、ぜひやまびこドローンにお任せください。経験豊富なスタッフが、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案いたします。

斜面での資材運搬にドローンを導入したいとお考えならやまびこドローンへ

会社名:株式会社やまびこドローン
代表取締役:榊原康久

設立:2022年12月(事業開始2022年5月)

資本金:700万円

所在地:〒431-3301 静岡県浜松市天竜区横川2645
電話/FAX053-924-0014
(お電話がつながらない場合は、お問合せよりご連絡ください。)

URLhttps://www.yamabiko-drone.com/

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