ドローンで運ぶのは、架線工事の端緒となる細いロープ「パイロットロープ」です。人が急斜面を登ったり川を渡ったりといった危険な作業を省略でき、作業時間の大幅短縮が可能。ライフラインの復旧が喫緊の課題である今、被災者の方々が一日でも早く快適な暮らしを取り戻せるよう、全力で支援いたします。
ドローンを使用した物資運搬事業を展開する株式会社やまびこドローン(所在地:静岡県浜松市、代表:榊原康久)は、2024年1月16日(火)、運搬ドローンを活用し、能登半島地震により断線した光ファイバーや電線などの復旧工事のサポートを行うことをお知らせいたします。
▼ やまびこドローン公式サイト:https://www.yamabiko-drone.com
■空輸事業に加え、2023年3月にはドローンを用いた架線・延線工事のサポート業務を始動
遠隔操作や自動制御によって飛行できる無人航空機、ドローン。もともとは軍事用に開発されたものですが、近年では物流・撮影・農業など、多岐にわたるシーンで活用されています。
2022年創業のやまびこドローンは、大型ドローンを用いた運搬事業を展開。資材などさまざまな物の空輸を手がけ、さらにエンターテイメント業界向けサービスとして撮影演出サポートも行っています。また、2023年3月にはドローンによる架線・延線工事のサポート業務も開始しました。危険な作業をドローンに任せることで現場の方々の安全を担保。しかも短時間で効率良く完了できるとあって、好評を得ています。
■架線工事の端緒となる細いロープ「パイロットロープ」をドローンで運搬することで、作業時間を大幅に短縮
やまびこドローンでは、これまでに培った架線工事の経験を生かしたいと、未曽有の大規模地震で甚大な被害を受けた能登半島への復興作業のサポートを決定。断線してしまった光ファイバーや電線の通線工事を行う事業者と連携させて頂き、電柱間に最初に張る細いロープ「パイロットロープ」をドローンにより運搬致します。
電柱間などの通線工事現場は、人が急斜面を登ったり川を渡ったりすることもあります。その場合、時間や労力がかかる危険な作業が避けられませんでした。しかしドローンを使えば、作業に伴うリスクを劇的に低減しながら、短時間でパイロットロープの牽引が可能。ライフラインの復旧が喫緊の課題である今、作業を早急に終わらせることで、被災者の方々が一日でも早く快適な暮らしを取り戻せるよう全力で支援いたします。
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